ミュージカル『ボディガード』プレスコール&囲み取材会が2023年2月16日(金)に、東急シアターオーブで行われ、新妻聖子さん、May J.さん、大谷亮平さん、内場勝則さんが登壇しました!!
本作は、1992年にケビン・コスナーとホイットニー・ヒューストン主演で世界中を熱狂させた映画『ボディガード』の舞台化です。グラミー賞を受賞した名曲「I Will Always Love You」など映画で登場する楽曲がふんだんに使われ、英国「ローレンス・オリヴィエ賞」では最優秀作品賞を含む4部門にノミネートされました。日本では、2019年9月に本場英国キャストで来日公演を果たしました。その後、新演出での日本キャスト版初演は、2020年春を予定していましたが、コロナの影響を受けて中止に。2022年に念願の再演を果たし、今回が3度目の上演となります。
この日のプレスコールでは、May J.さんと全キャストによる「すてきなSomebody」と新妻さんによる「オールウェイズ・ラヴ・ユー」(デュエットダンスは鹿糠友和さんと斎藤葉月さん)の2曲を披露。「すてきなSomebody」では、真っ赤なミニドレス姿のMay J.さんが他のキャストと一緒に歌いながら踊り、客席を大いに盛り上げました。
「オールウェイズ・ラヴ・ユー」は、この舞台でしか聞けない日本語バージョン。新妻さんの美しく伸びやかな歌声が会場中に響き渡ります。Tシャツにデニムというラフなファッションから黒のドレス姿への早着替えもお見事でした。
その後に行われた囲み取材では、新妻さんは「初演から困難がありましたが、再演ではたくさんのお客さまにお楽しみいただき、手応えがあった中、こうして3度目の公演をさせていただきました。念願のシアターオーブに初めて上陸します。ここで公演ができるのを楽しみにしています。足を運んでいただいた方に後悔させない、皆さんを楽しませるパワーに満ちた作品ですので、一人でも多くの方にご覧いただければと思っております」と初日に向けた想いを語りました。
一方、May J.さんも「海外キャスト版を観に来たのがこの劇場で、その時に日本版キャストがあると知って、出てみたいと思ったところお話をいただき、夢が叶った作品です。見どころたくさんで、音楽も素晴らしいので、皆さんに楽しんでいただけたらと思います」とコメント。
ボディガード、フランク・ファーマー役の大谷さんは「こんな素敵なキャストの方とご一緒できるので、お客さんに楽しんでもらうのはもちろんのこと、自分自身も楽しみ尽くそうかなと意気込んでいます」、ビル・デヴァニー役の内場さんは「最後までずっとクライマックスです。どこを切っても素晴らしいシーンがてんこ盛りです」とアピールしました。
2023年11月に第一子を出産したMay J.さんは本作が出産後初の舞台となります。May J.さんは「最初の頃はあまり寝てくれなかったりもして、自分も寝不足で大変なこともありましたが、聖子さんを始め、スタッフの皆さんが『何かあったら何でも手伝います』と言ってすごくサポートしてくださったので、ここまで来られました。感謝しています」と想いを述べました。
ママとして先輩でもある新妻さんは、May J.さんに「とにかく無理はしないでね」と声を掛けていたそうで、「いい意味で、(出産後も)全然変わらない。前にもましてパワフルでたおやかで美しくなって戻ってこられたので、ワーキングママの希望だと思って見ています。公演中も大変なことがたくさんあると思うので、Mayちゃんの子をみんなで育てる気持ちで頑張りたいと思います」と笑顔で話しました。
最後に、改めて内場さんは「2024年の中で一番楽しい、素晴らしいステージです。今年は始まったばかりですが、観てワクワクします!」と宣言。大谷さんも「歌もダンスもスリル満点のラブストーリーもあって、生で観ていただくと、見終わった後に気分がいい方向に変わっていくんじゃないかと思います。ぜひ劇場で観ていただきたいです」と語りました。
そして、May J.さんは「『ボディガード』という名作映画を観たことがない方も楽しめるミュージカルになっていると思います。私が演じるレイチェルは着替えが多くて、特に早替えは毎回、命がけです。それも含め、皆さんに楽しんでいただけたらと思います」と話し、新妻さんは「どなたでも楽しめる、曲も有名な曲ばっかりですし、ストーリーも難しいことを考えなくても没入して楽しめると思います。生の空間で、生バンドの演奏で、名曲を聞けて、歌があって、ダンスが展開されて、ドラマがある。ザッツ・エンターテインメントな作品になっておりますので、キラキラした世界に行きたいと思われたら、迷わずに選んでください」と呼びかけ、取材を締めくくりました。
【公演概要】
■タイトル
ミュージカル『ボディガード』
■日程・会場
東京公演:2023年2月18日(日)〜3月3日(日) 東急シアターオーブ
山形公演:2023年3月9日(土)〜3月10日(日) やまぎん県民ホール
大阪公演:2023年3月30日(土)〜4月7日(日) 梅田芸術劇場メインホール
■原作 ローレンス・カスダン作 ワーナー・ブラザーズ映画「The Bodyguard/ボディガード」
■脚本 アレクサンダー・ディネラリス
■訳詞 森雪之丞
■演出・振付 ジョシュア・ベルガッセ
■出演
新妻聖子/May J. 大谷亮平 AKANE LIV 水谷航生 加藤潤一 大久保祥太郎 内場勝則 ほか
■公式ホームページ
(2024,02,19)
photo&text:Maki Shimada
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