大衆演劇の舞台ですぐれた業績を示した芸術家を表彰する、第49回菊田一夫演劇賞が発表され、大賞に『ラグタイム』上演関係者一同が選ばれました。
また、菊田一夫演劇賞には、柿澤勇人さん、宮澤エマさん、三浦宏規さん、ウォーリー木下さんが選ばれ、菊田一夫演劇賞特別賞は前田美波里さんが受賞しました。
『ラグタイム』は、20世紀初頭のニューヨーク、アメリカの移民の約9割がやってきたといわれる激動の時代を舞台に、ユダヤ人、黒人、白人というそれぞれのルーツを持つ3つの家族が堅い絆で結ばれ、差別や偏見に満ちた世界を変えていこうとするストーリーです。
石丸幹二さん、井上芳雄さん、安蘭けいさんらが出演し、演出を藤田俊太郎さんが務めました。
授賞式は、6月6日(木)の午前11時から東京都内で執り行われる予定です。
【受賞者一覧】
■菊田一夫演劇大賞
『ラグタイム』上演関係者一同 (『ラグタイム』の高い舞台成果に対して)
■菊田一夫演劇賞
柿澤 勇人さん(『スクールオブロック』のデューイ・フィン役、『オデッサ』の青年役の演技に対して)
宮澤 エマさん (『ラビット・ホール』のベッカ役、『オデッサ』の警部役の演技に対して)
三浦 宏規さん (『のだめカンタービレ』の千秋真一役、『赤と黒』のジュリアン・ソレル役、 『千と千尋の神隠し』のハク役の演技に対して)
ウォーリー木下さん (『チャーリーとチョコレート工場』『町田くんの世界』の演出の成果に対して)
■菊田一夫演劇賞特別賞
前田 美波里さん(永年のミュージカルの舞台における功績に対して)
(2024,05,08)
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