舞台『くちびるに歌を』ゲネプロ取材会が2024年6月6日(木)に、あうるすぽっとで行われ、永島聖羅さん、後藤夕貴さん、山岸理子さん、飛見龍哉さん、西川岬希さん、斉藤レイさんが登壇しました!!
本作は、NHK全国学校音楽コンクールの課題曲となった「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」にインスパイアされた中田永一さんの小説を舞台化した作品。長島県五島列島のある中学合唱部の物語を描きます。2015年に映画化された名作で、2022年に初めて舞台化され、大きな感動と話題を呼びました。今回は、キャストと脚本を一部刷新して再演します。
ゲネプロ後に行われた取材会では、永島さんは「いよいよ本番かとすごく緊張していますが、この1カ月間、このカンパーニで頑張ってきたので素敵なものをお届けできるんじゃないかなと思っています。ご期待ください」と胸を張りました。
一方、後藤さんは「無事にゲネプロを終えて、とてもいい緊張感です。(この作品の)舞台は五島列島なので、来ていただいたお客さんに五島列島にいる気分になっていただけるように、素敵な舞台を届けられたら」と想いを寄せました。
また、山岸さんは「このみんなと一緒なら大丈夫という自信がありますので、本番もみんなと一緒に楽しんで演じたいと思います」とにっこり。
飛見さんは「ゲネプロが始まるまでは不安の方が大きかったんですが、今、100パーセント楽しみになって、自信がつきました」、
西川さんは「ここまで稽古を1ヶ月くらいやってきて、やっとお届けできる安心感と緊張感があります。絶対素敵なものになると確信できました」、
斉藤さんは「子どもたち役のみんなのチームワークが良く、頼もしくて本番が楽しみです。全員演劇です。楽屋の雰囲気もとってもいいので、最後まで楽しく駆け抜けたいと思います」とそれぞれが思いを語りました。
今作では、永島さんは舞台上でピアノの生演奏も披露します。永島さんは「このお話をいただいたのが今年の頭だったのですが、ピアノ演奏があると聞いて、約半年間、必死に練習してきました。小学校以来、ほぼ弾いたことがなかったので、大丈夫かなと思いましたが、やっと皆さんにお届けできるレベルまでになりましたので、そこも注目していただきたいです。それから、これまでは学生役を演じることが多かったですが、今回は初めての先生役です。私も着々と大人になっているんだなという気持ちでいっぱいです」と話しました。
映画化もされた本作ですが、舞台版の見どころについて聞かれると、後藤さんは「(舞台は)生ものなので、役者人が直接パワーを届けられるというのは映画との違いかなと思います。特に合唱シーンは生のパワーが出るので、小説にも映画にもできないことを表現していると思います。青春の波長のようなものが出ていると思うので、それをお客さんも体感しにきていただけたらと思います」とアピールしました。
今回、中学生役に挑戦する山岸さんは「実年齢よりも10歳若い役なので、最初は演出の長戸(勝彦)さんからもっとフレッシュに、元気にと言われていました」と苦笑いで明かし、「合唱という大人になると経験できないものを通して青春を感じました。合唱のパワーを歌っていて感じるので、観てくれるお客さんにもそれが届いて欲しいなと思っています」と思いを明かしました。
最後に永島さんは「この作品は、合唱がテーマですが、笑いあり、ほろっとする場面もあり、気持ちが伝わる素敵な作品だと思っています。ぜひたくさんの方に観に来てもらいたいです。この作品を観て明日も頑張ろうと、何か心に一つでも残るシーンがあればと思っています」と呼びかけて会見を締めくくりました。
【公演概要】
■タイトル
舞台「くちびるに歌を」
■日程・会場
2024年6月6日(木)〜6月10日(月) あうるすぽっと
■原作 中田永一 「くちびるに歌を」(小学館文庫)
■脚本・演出 長戸勝彦
■作曲・合唱指導 和田一樹
■出演
永島聖羅 後藤夕貴 山岸理子 飛見龍哉 Hinano 西川岬希 野上天翔 佐藤亜柚 冨永さくら 古賀英里奈 金田すなほ 松原もか 結城りな 北畑光希 Kota 定岡遊歩 伊藤あいみ 栗山絵美 小笠原健 宮本大誠 斉藤レイ ほか
(2024,06,07)
photo&text:Maki Shimada
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