小関裕太さんの初の写真展『LIKES』取材会が2024年6月24日(月)、東京・恵比寿「オーツギャラリー」で行われ、小関さんが写真展への想いを語りました!!

「大奥」「不適切にもほどがある!」など話題のドラマへ立て続けに出演し、現在はミュージカル『ロミオ&ジュリエット』にて主演を務める小関さん。本写真展は、自身の29歳の誕生日に発売したフォトグラファーとしての作品集『LIKES』の出版記念として開催。雑誌『GENIC』で4年間続けている連載で掲載をしてきた写真作品や、『LIKES』のためにフォトグラファー女鹿成二氏が撮り下ろした“フォトグラファー小関裕太”の写真が展示されます。

小関さんは「今回の写真展の大元になっている『GENIC』という写真雑誌の連載を始めたのが4年前くらいなのですが、連載を始めた頃は写真展として形になると思っていなかったので、まず、写真展ができることがうれしいです。実際に図面を見ながらスタッフの方々と話し合ってきましたが、こうして目の前で形になるとかなりダイナミックで、想像の5倍は興奮しました」と写真集開催への率直な思いを語りました。

 

小関さんが初めてカメラを手にしたのは18歳の頃。「今も使い続けているデジタルカメラは貯金したお金をはたいて初めて買いました。同年代(の友人)がみんなカメラをやっていたので興味があったんです」とそのきっかけを話しました。現在もその当時のデジタルカメラを使っているそうで、「デジタル1台と、フィルムカメラ2台、あとは『写ルンです』をメインで使っているのですが、実は他にプラス6台くらいあります。本当に衝動的にこの色が欲しいというときにだけ使うようにして、あとは防湿のボックスを買ったので、今はそこに入れてあります」とカメラコレクションも披露しました。

 

また、カメラの魅力を聞かれると、「たくさんありますが、一つ挙げるとしたら、今回の写真展のテーマにもなっている『好き』という衝動」と答え、「デジタルカメラを覗いて感じたのは、好きな明暗、好きな色合い、好きな画角という、自分の“好き”と片目の中で向き合っている感覚が新鮮で、自分はこういうものが好きだったんだとこの小さな世界の中で向き合っている感じがしたんです。それがすごく面白かった。18歳の頃は、悩み事も多くて、悲しい出来事も続いて、『自分を探したい。自分って何者なんだろう』と思っていた時期だったので、自分探しのツールとして、自分の好きと向き合う、自分の性格と向き合えるのが写真の魅力だと思います」と語りました。

さらに「今後、撮影してみたい人は?」という質問があがると、小関さんは「ちょっと声を掛けてみたいと思っているのは、WEST.の重岡大毅くんです。10代の頃の共演をきっかけに仲が良いんですが、この間、久々にご飯に行って。(撮影していいか)聞こうと思ったんですが、聞けなくて。写真展を見にきてと誘っているので、(小関さんの写真が)いいと思ってもらえたら遊びとして撮らせてもらえたらいいなと思います」と回答。さらに、先輩では佐藤健さんの名前もあげ、「もちろん、モデルさんとして美しい、かっこいい、きれいというのは、すてきな要素としてたくさんあるんですが、その人が何を思っているんだろうとか、不思議なところに惹かれて、撮りたくなるというのが多くて。今回の写真展で展示されている皆さんもそうなんですが、健さんも色気とミステリアスさがある。たまに奥を見られている感覚になることがあって、その目の奥を撮ってみたいと思います」と話しました。

 

最後に小関さんは「自分が想像していた何倍もすごい写真展ができたと思います。自分で言うとハードルが上がりますが、素晴らしいプリント技術の中、自分の写真がよりカッコよく再現されていて、洗練された瞬間になっていて、空間として楽しんでいただけると思います。しかも会場では、ヨルシカのn-bunaさんにお願いし、インスト曲も流させていただいています。ぜひ呼吸をしにこの写真展に遊びに来てください」と呼びかけました!!

【写真展概要】
■タイトル
小関裕太写真展『LIKES』
■日程・会場
2024年6月24日(月)〜6月30日(日) 東京・恵比寿「オーツギャラリー」
■営業時間 13:00〜21:00
※最終日6月30日(日)は19:00 CLOSE
■入場 1200円(税込)
※入場チケットを事前にお買い求めの上、ご来場ください。
■展示会公式サイト

https://genic-web.com/articles/0398358

(2024,06,25)

photo&text:Maki Shimada

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