演劇調異譚「xxxHOLiC」–續・再–初日会見・公開ゲネプロが2025年1月24日(金)にシアターHで行われ、太田基裕さん、阪本奨悟さん、松島勇之介さん、赤澤遼太郎さん、演出の松崎史也さんが登壇しました!!
本作は、人気創作集団CLAMPのマンガ「xxxHOLiC」を原作にした舞台で、2021年に演劇調異譚「xxxHOLiC」としてオールメイルで初めて舞台化。2023年には続編となる、演劇調異譚「xxxHOLiC」–續–が上演されました。今回の公演は、演劇調異譚「xxxHOLiC」–續–の再演となります。脚本は畑雅文さん、演出は松崎史也さんが担当。壱原侑子役を太田基裕さん、四月一日君尋役を阪本奨悟さん、百目鬼静役を松島勇之介さん、九軒ひまわり役を赤澤遼太郎さんが前作に続き演じます。
太田さんは、「たくさんの方の理解と協力とサポートがあって今日という日を迎えられていることを改めて感じながら、大切に演じたいと思います」と挨拶。続いて、「(前回の公演から)2年弱が経ちますが、スタッフもキャストもそれぞれの人生を歩んできて、それぞれに向き合って、育んできたものや大切にしてきたものを携えての再演となります。こうして、また巡り会えたことに感謝し、前回、観劇していただけてなかったお客さま、届けられなかったお客さまにもこの作品の魅力が届けばいいなと願いながら演じていきたいと思います」と思いを語りました。
そして、阪本さんは「2年ほど時間は経ちましたが、その分、皆さんに変化があり、よりこの作品の深みが出たと思います。それぞれが変化していてそれがいい作用をもたらしている感覚がありました。何も無理なく、芝居の中でコミュニケーションを取れている感覚があって、それぞれが役として舞台上で生きている。すごくいい状態だなと感じています。この作品をより多くの人に届けられることが楽しみです」と話し、自信をのぞかせました。
松島さんは「約2年前はコロナの名残がありましたが、2年経った今、少しずつ落ち着いてきて、この状態でまたこうして出会えた縁を感じることができて、この作品にぴったりだと、こういう縁もあるんだと心の底から思っています。ここから始まる公演も油断することなく、全公演、皆さまに届けられたらと思います」とコメント。
赤澤さんは「こんなにも待ち遠しく、楽しみで不安のない初日は初めてです。前回よりもさらに深みを得て、一人ひとりに色々な思いが芽生えて、たくさんの感謝を持って劇場に入れることが幸せだと思います。千穐楽まで怪我なく、無事に乗り切りたいと思いますので、皆さんも一緒に走ってくださったらと思います」と呼び掛けました。
また、演出の松崎さんは「時を経て極まった俳優たちすべての演技が見どころです。非常に示唆に富んだ作品で、その世界を生きるに当たって、役柄と本人の境界線が曖昧になるような、非常に入り込んだ演技をしてくれています。選択の反対の天秤には何が載っているのかを理解しながら彼らが選択をしていく姿から伝わるものがあると思います」とアピールしました。
本作は、華やかな衣裳の数々も見どころの一つです。特に、太田さんが演じる侑子の衣裳は豪華で目を引きます。劇中で侑子の衣裳は6着、出てきますが、太田さんは会見で着用した着物が1番のお気に入りだと言い、「一番落ち着いて、“おうちだな”という感じがあります。和でもあり洋でもある。(お腹に)リボンがあるというなかなか特徴的な衣裳ではありますが、『xxxHOLiC』の世界観を象徴するような衣裳だと思います。再演でもこうして着られることを嬉しく思っています」と思いを寄せました。
【舞台写真】
【公演概要】
■タイトル
演劇調異譚「xxxHOLiC」–續・再–
■日程・会場
東京公演:2025年1月24日(金) ~2月9日(日) シアターH
大阪公演:2月14日(金) ~16日(日) SkyシアターMBS
■企画 大河七瀬 松田誠
■原作 CLAMP『xxxHOLiC』(講談社)
■演出 松崎史也
■脚本 畑 雅文
■出演
太田基裕、阪本奨悟、松下勇之介、赤澤遼太郎、平松杏蓮/トレン、シモン イヴァノフ/黒岩紘翔、櫻井圭登、大平峻也、三井淳平、加納幸和(花組芝居) ほか
(2025,01,27)
photo&text:Maki Shimada
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